気温上昇で細菌の活動が活発になる季節を迎えたことを受け、千葉県は1日、食中毒注意報を発令した。期間は9月末まで。予防のため、県は調理前の手洗いや食品の適切な温度管理、肉や魚への十分な加熱などを呼びかけている。
県によると本年度、県内では寄生虫のアニサキスやノロウイルスなどによる食中毒が8件、73人確認されている。
細菌が増える季節を迎え、県衛生指導課は「今後は特に肉の生食や加熱不足によるカンピロバクターや腸管出血性大腸菌（O157）などの食中毒に注意が必要」と述べた。
千葉県が食中毒注意報 9月まで 本年度、ノロウイルスなど食中毒確認も
- Published
- 2023/06/06 07:00 (JST)
