「僕は従うだけ」セリエA初のアフリカ人得点王となったオシムヘン、ナポリに愛着も去就に言及「会長が決めること」

[写真:Getty Images]

ナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが、自身の去就について言及した。

33年ぶりにスクデットを獲得したナポリ。チームは圧倒的な強さを見せ、最終節も2-0でサンプドリアに勝利。勝ち点を90まで伸ばした。

チームを牽引したオシムヘンは、26ゴールを記録しカポカンノニエーレ(セリエA得点王)に輝き、これはリーグ史上初のアフリカ人選手の得点王に。2009年にインテル時代のズラタン・イブラヒモビッチ以来となるスクデット(リーグ優勝)と得点王の受賞となった。

見事得点王に輝いたオシムヘンは改めて得点王を喜び、みんなに感謝した。

「この賞をもらえて嬉しい。スクデットを獲得できたことは、僕にとって素晴らしい気分だ。これは僕のこれまでのキャリアの中で最も重要なことだ。今シーズン、チーっメイト、家族、ナポリの人々に神に感謝しており、彼らはその全てに値するものがある」

「今シーズンは僕、チームメイト、そしてナポリの人々にとって素晴らしいシーズンだった。今シーズンはとても上手くやれていたし、自分が得た全ての良いことは当然だと思うけど、来シーズンはさらにやりたいという意欲が増している」

「全てが可能だよ。シーズンが始まった時と同じように、多くの人がナポリを信じていなかった。会長が、僕たちは勝てるといえば、僕はそれを信じる。全てが可能だ」

また、今夏は移籍の可能性が報じられているなか、オシムヘンはクラブの決断に任せるとした。

「わからないけど、それは会長が決めることだ。僕はナポリの人々が大好きで、彼らは私にたくさんの愛を示してくれた」

「僕は気にしていない。会長が決めるので、僕は流れに従うだけだ」

© 株式会社シーソーゲーム