長井、小国、白鷹、飯豊の長井西置賜4市町で4日、それぞれ消防演習が行われ、消防団員らが防火への決意を新たにした。
長井市の演習は市役所周辺で行われ、市消防団と西置賜行政組合消防本部・消防署から計約400人、消防車両約60台が参加した。火災防御訓練や一斉放水、観閲のほか、長井小吹奏楽部の演奏で分列行進を行い、地元園児や防火クラブの児童らも加わって元気に練り歩いた。
訓練では市役所屋上から要救助者役をロープで下ろしたり、救助隊員が壁伝いに降下したりする様子が披露され、注目を集めていた。南陽市から家族と訪れた丹野実織ちゃん（4）は「しゅーって人が降りてくるのがすごい。かっこいい」と、初めて見た消防演習に興味津々だった。
