南極取材500日の記録 越冬隊同行、岩手日報社

岩手日報社が出版した「南極探見500日 岩手日報 特別報道記録集」(同社提供)

 岩手日報社(盛岡市)はこのほど、特別報道記録集「南極探見500日」を出版した。第63次南極地域観測隊の越冬隊に同行した菊池健生記者(32)が、現地での観測や生活の様子をまとめた。

 菊池記者は地方紙記者として初めて越冬隊に同行。2021年11月に日本を出発、23年3月に帰国した。記録集では観測の最前線を、同社「南極支局」のキャラクター「ペンギン記者」とともに分かりやすく紹介する。

 全3章からなり「南極の不思議」の章では約1カ月半の間、一日中太陽が昇らない極夜をはじめ、ブリザード、オーロラなどの神秘的な現象を写真とともに伝える。

 B5判横オールカラー108ページ、1540円。

© 一般社団法人共同通信社