流産や死産を経験した人を支援 仙台市が相談窓口を設置

仙台市は子育て支援の一環として、流産や死産を経験した人を支援しようと、専門の相談窓口を設けました。

仙台市は、宮城県と共同で流産や死産を経験した人の心理的な支援を行うため、東北大学病院内に専門の相談窓口を設け、5日から受け付けを開始しました。

大切な人を亡くした悲しみや喪失感に寄り添う精神的なケアはグリーフケアと呼ばれ、東北大学病院の心理士が電話相談に応じます。

仙台市こども家庭保健課都丸晃彦課長「流産とか死産をされて大変、悲嘆とかに暮れてらっしゃる、大きな悲しみの中にいらっしゃる方がいますので、そういったつらい気持ちに寄り添ってご相談に乗っていく」】

相談の受け付けは毎月第1と第3月曜日の午後1時から2時までで、電話番号は090−9714−7774です。

なお、仙台市は4年前から県と共同で子どもを授かりにくい不妊や不育症に悩む人に対し、専門の看護師が相談に応じ治療につなげる相談センターを設けています。

2022年度は91件、2021年度は117件の相談が寄せられたということです。 こちらの電話番号は022−728−5225です。水曜日と木曜日に受け付けています。

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