宝酒造(京都市)と岩下食品(栃木市)は6日、「焼酎ハイボール」と「岩下の新生姜」をコラボレーションした「タカラ焼酎ハイボール 岩下の新生姜割り」を数量限定で発売する。販売開始を控えた5日、両社の関係者が栃木市役所に大川秀子(おおかわひでこ)市長を表敬訪問し、商品をPRした。
宝酒造は、ご当地酎ハイを不定期に企画している。ファンサイトで新フレーバーを募ったところ、大衆酒場のつまみとして人気があり、酎ハイとの相性がいい岩下の新生姜を希望する声が多く寄せられたため、コラボを申し込んだという。
新商品は辛口の「焼酎ハイボール」をベースに、岩下の新生姜のエキスを使ってさっぱりとした味わいや爽やかな香りに仕上げたという。中身やパッケージは、新生姜のイメージカラーの淡いピンクとした。
5日は岩下食品の岩下和了(いわしたかずのり)社長や宝酒造の山内徹(やまうちとおる)常務執行役員らが、大川市長を訪ねた。大川市長は「予想以上にマッチしていた。多くの人に愛される商品になるのでは」と期待した。
全国のスーパーやコンビニなどで数カ月販売する。アルコール7%、350ミリリットル入りで、参考小売価格は166円(税別)。