昭和の写真に会話を想像してせりふを付ける 宮城・塩釜市でワークショップ

宮城県塩釜市の美術館で地元出身の声優、山寺宏一さんが参加し、昭和を振り返るワークショップが開かれました。

塩釜市の杉村惇美術館では、市の歴史や文化を受け継いでいく活動を定期的に行っていて、5日は約40人が参加しました。

ワークショップでは、昭和に塩釜で撮影された写真を見ながら写真に写った人たちの会話を想像してせりふをつけ、山寺さんが読み上げていきました。

山寺宏一さん「『あら〜あの人ご祝儀10万円も包んでたの?』(笑い声)祝儀袋を開ける人たちだったの」

参加者は、山寺さんの軽妙なトークを聞きながら当時の塩釜の様子を懐かしそうに振り返っていました。

山寺宏一さん「『早く給食になんねかな』『きょう鯨のオーロラ煮だよ』鯨、鯨が給食に出たの」

山寺宏一さんの同級生「話を聞いていると、当時の懐かしい風景とか思い出がいっぱいよみがえってきて良いですね」

杉村惇美術館では、今後もこうしたワークショップを開いていくことにしています。

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