【台湾】鰹だしのきいたスープが美味!台北・西門町の名店「阿宗麵線」実食ルポ

夜遅くまで若者たちでにぎわう台北の「西門町」。グルメスポットやショッピングスポットが多数集まるこの街は、各国から訪れる観光客にも人気のエリアです。中でも常にお客さんでいっぱいの名店が「阿宗麵線(アーゾンミエンシエン)」。鰹だしがきいたスープに、細くてとろっとした麺とモツを入れた「麺線(ミエンシエン)」は、この街に来たらぜひ食べたいグルメです。

台北の観光地・西門町ってどんな街?

夜遅くまで若者たちや観光客が集うにぎやかな街、西門町(シーメンディン)。流行のショップやグルメスポットが軒を連ねる、街歩きが楽しいスポットです。

台北MRT西門駅近くには「西門紅樓(シーメンホンロウ)」という赤レンガ造りの古跡もあり、歴史を感じます。館内にはいくつかのセレクトショップやカフェが入っており、台湾土産を探すのにもぴったりなスポットですよ。

この人だかりは何!?人気店「阿宗麵線」

西門町に数多くあるグルメスポットの中でも「この人だかりは何!?」とびっくりしてしまうくらいにぎわっているのが、麺線の人気店「阿宗麵線(アーゾンミエンシエン)」です。地元民はもちろん、各国から訪れる観光客にも大人気。

席はお店の前に椅子が何個か置かれているのみで、多くの方は立ったまま麺線を食べています。皆さん写真を撮りながら楽しそうに麺線を食べていて、ここを通りがかったら食べないと損、という気持ちにさせられます。

麺線とは、そうめんのように細い麺を蒸し、とろみのあるスープで煮込んだもので、日本のラーメンやそうめんよりもやわらかい舌触りです。

注文は簡単

メニューは基本的に麺線だけなので、注文は大か小かを告げるだけで大丈夫です。トッピングのパクチーが不要であれば「不要香菜(ブーヤオシャンツァイ)」と伝えましょう。

筆者は小サイズを注文しました。価格は60元(約270円)です。店の一角には調味料コーナーがあり、唐辛子やニンニク、タレを加えることができるようになっています。必要な方は足してくださいね。

鰹だしがきいたスープにとろとろ麺が美味

麺線をひとくちいただいてみると、スープは鰹だしがしっかりきいていてやさしい味。そこにニンニクとパクチーがしっかりと刺激してくるのが、なんともクセになるおいしさです。

細い麺はやわらかくとろとろで、スープと絡めながらいただくと、するすると食べすすめられます。弾力のある食感のモツもゴロゴロと入っていて、旨味たっぷりです。

西門町観光の合間にぜひ

西門町を訪れたならぜひ一度は食べてみてほしい「阿宗麵線」。ちょっと小腹がすいたときはもちろん、午前8時半から営業しているので朝ごはんにもいいかも?

西門町観光の合間に、台湾ならではの麵線をぜひ味わってみてくださいね。

阿宗麵線

住所:台北市萬華區峨眉街8-1號

[All photos by Yui Imai]

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