武道館の大道場の天井から断熱材と石こうボード落下 大雨の影響か?6日は休館=静岡県

静岡県藤枝市の静岡県武道館で6月3日、天井から断熱材と石こうボードが落下しているのが見つかりました。静岡県と施設の職員は台風2号の接近に伴う記録的豪雨の影響で落下した可能性もあるとみて、点検作業を進めています。

6月3日午前6時半ごろ、藤枝市の静岡県武道館で、大道場の天井から断熱材と石こうボードそれぞれ1枚が落下しているのを、開館前に見回りを行っていた施設の職員が発見しました。

県によりますと、天井から落下していたのは縦約1メートル、横約90センチ、厚さ約5センチの断熱材1枚と、縦約60センチ、横約40センチ、重さ約2キロの石こうボード1枚です。2枚は閉館時間に落下したとみられ、けが人はいないということです。

県は6日、県武道館の全館を、大雨などの影響を調査し安全点検をするため営業休止にします。また、天井からの落下が確認された大道場は当面の間、利用を休止するとしています。

断熱材などが落下した静岡県武道館大道場の天井(写真提供:静岡県)

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