「親子げんかで…」10代息子の首を包丁で切り付け 殺人未遂容疑で母親(41)逮捕

5日夜、愛媛県松山市内の住宅で10代の息子の首を包丁で切り付けたとして、殺人未遂の疑いで、母親が逮捕されました。容疑を否認しています。

殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、松山市畑寺の自称・会社員の41歳の女です。

警察と消防によりますと、女は5日午後8時15分ごろ、自宅で、10代の息子の首を、家にあった刃渡りおよそ18センチの包丁で切り付けた疑いが持たれています。

この直後に、女は自ら「親子げんかで首を包丁で刺した」と消防に通報したということで、現場に駆け付けた警察官が現行犯逮捕しました。

息子は市内の病院に搬送されましたが、会話ができ、自力で歩くことのできる状態ということで、命に別条はないとみられます。

調べに対して女は「包丁が首に当たっただけで殺すつもりはなかった」と話し、容疑を否認しているということです。

警察は、動機や詳しい経緯を調べる方針です。

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