コロナ前より自宅食事増加 食育白書、食生活改善へ期待

 政府は6日、2022年度版の食育白書を閣議決定した。新型コロナウイルス感染拡大前の19年11月ごろと比べた食生活に関する調査結果を報告した。食生活の変化について尋ねたところ「自宅で食事を食べる回数」が増えたとの答えが38.5%に上り、20~30代に限ると51.3%となった。白書は「食生活の改善に取り組むきっかけになることが期待される」とした。

 調査は22年11月に全国の20歳以上を対象に郵送やインターネットで実施した。「自宅で料理を作る回数」が増えたと回答した割合は27.9%で、「持ち帰りの弁当や総菜の利用」が増えたのは21.1%だった。

© 一般社団法人共同通信社