日本時間６月６日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン10週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはマーカス・ストローマン（カブス）、ナショナル・リーグはコリー・シーガー（ドジャース）が選出された。メジャー９シーズン目のストローマンはこれがキャリア初受賞で、カブスの選手としては昨年４月の鈴木誠也以来の選出。同じく９シーズン目のシーガーはこれがキャリア３度目の受賞で、レンジャーズ移籍後２度目の選出となった。
32歳のストローマンは、２試合に先発して15イニングを投げ、自責点０の好投で２勝をマーク。日本時間５月30日のレイズ戦で105球完封勝利を挙げると、同６月５日のパドレス戦でも６回１失点（自責０）でチームを勝利に導いた。カブスの投手が完封を達成するのは2020年にノーヒットノーランを記録したアレック・ミルズ以来３年ぶりの快挙。今季の成績は６勝４敗、防御率2.39と安定感抜群で、11QSは現時点でメジャー最多となっている。
一方現在29歳のシーガーは、６試合に出場して打率.407（27打数11安打）、２本塁打、10打点、出塁率.429、長打率.741、OPS1.270の大活躍。日本時間６月４日のマリナーズ戦では３安打３打点でチームの16得点大勝に貢献するなど、このカード12打数７安打１ホーマーと大暴れ。６試合中５試合でマルチ安打を記録し、今季の打率を.349とするなど実力を発揮し、現在地区首位と好調なレンジャーズの打線を牽引している。
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