トルビズオン、上空シェアリングサービスのドローン事業者向けバージョン公開。全国6社のパートナー企業が参画

第一弾として、全国6社(京都府、兵庫県、鳥取県、広島県、佐賀県、熊本県)が登録を完了し、各社はそれぞれの地域で、ドローン空路のリスクアセスメント事業を開始したという。

S:Roadのスカイディベロッパー機能の概要

スカイディベロッパーの事業モデル

「S:Road」は、ドローン運航者と地域空路の調整をする企業のマッチングプラットホームで、空域情報のデータベース化とその活用推進を可能。S:Roadを介してドローン飛行のリスクを管理し、地域社会との調和を図りながら空域の利用を広げていくことができる。ドローン事業者向けの新バージョンは、地域合意の獲得や自治体連携に必要な作業について、地域企業のリソースを活用し、大幅にコストダウンする機能を提供するという。

スカイディベロッパー機能の開放

この機能により、地域のドローン事業者は空路のリスクアセスメントや地元調整業務を事業化することが可能となる。具体的にはリスクアセスメント済みの空路データ(スカイドメイン)の取引をプラットホーム上で実現。これによりユーザとなるドローン事業者は、地域合意を完全に取得されたエリアを簡単に利用できる。

(左)スカイドメイン (右)空路データを用いたドローン運行

スカイディベロッパー各社の紹介

第一弾のスカイディベロッパー6社はそれぞれが特色ある地域で空路の構築を進めている。各地域の「空の道」は、ドローンスクールの訓練場以外にも、各種点検業務、鳥獣被害対策、農林業データ取得、物流配送など、様々な用途で利用されることが想定されている。

同社はスカイディベロッパーとともに、ドローンの技術発展と社会受容性向上を同時に実現し、住民を積極的に巻き込んだ空路インフラを構築していくとしている。

▶︎トルビズオン

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