公用車を運転していた長生村職員の女性(27)を殴りけがを負わせたとして、同村議会議長、東間永次容疑者(77)が逮捕された事件で、千葉区検は5日、傷害の罪で東間容疑者を略式起訴した。千葉簡裁は罰金20万円の略式命令を出し、即日納付した。
起訴状などによると、4月7日午後10時~同45分ごろ、一宮町内を走行中の公用車内で、運転中の女性が座る運転席を背後から複数回蹴ったり、女性の左腕をたたく、髪の毛やシートベルトを引っ張るなどの暴行を加え、全治約2週間の左腕打撲の傷害を負わせたとされる。
地検は「(容疑を)認めていることを踏まえ、略式起訴した」としている。
東間氏は1990年5月から村議を務め、現在9期目。昨年5月から4期目となる議長に就任していた。