遊びながら賢くなれる!?愛犬と楽しむ『知育ゲーム』3選!ルールから注意点までを徹底解説

1.おやつ当てゲーム

逆さまにしたコップの中にボールを入れ、コップの位置を入れ替えて「さあ、ボールはどこでしょう?」。手品などでもよく見かけるこのゲームですが、実はわんこにも喜ばれる知育ゲームです(もちろん、わんこと遊ぶときには手品までする必要はありませんよ(笑))。

人間相手の場合は、「ボールを目で追って位置を覚えておく」のがメインのゲームですが、わんこ相手の場合にはどちらかというと「匂いを嗅いでおやつを見つける」ゲームだと思っておくと良いでしょう。

嗅覚を研ぎ澄ませることは脳に良い刺激を与えてくれ、知育に役立ちます。

用意するもの

  • 紙コップ(あるいはプラスチックコップ)3〜5個
  • 愛犬が好きなおやつ

ルール

  • わんこの目の前にコップをいくつか逆さまに並べる
  • わんこにおやつを見せて「オスワリ」させる
  • わんこが見ている前でコップのうちの1つにおやつを入れる
  • コップの位置をトレードする
  • わんこにおやつの入ったコップを当てさせる
  • 見事当てることができたらおやつをあげる

注意点

食欲が旺盛すぎるわんこだとおやつを待ちきれず、コップをトレードしているうちに強行突破してしまうことがあるので要注意です。

「うちの子は待っていられないかも」と思ったらリードを付けて、少し離れた場所でコップをトレードして、トレードが終わったらリードを放して探させましょう。

2.宝探しゲーム

続いても匂いを辿っておやつを探す、いわゆる「ノーズワーク」の1つですが、より範囲を広くした宝探しゲームです。ノーズワークマットも市販されていますが、マットがなくても工夫次第でワクワクする宝探しを楽しませてあげられますよ。

用意するもの

  • 大きめのタオルやブランケット
  • おやつ

ルール

  • タオルやブランケットをたるませながら広げる
  • タオルやブランケットの下におやつを隠す
  • わんこにおやつを探させる
  • おやつを発見できたらそのまま食べてOK

注意点

タオルやブランケットは、なるべくクシャっとさせた方が難易度が上がるのでオススメです。

またわんこの特性上、おやつを嗅ぎつけたときに激しく「ホリホリ」をしてしまう可能性が高いので、できればほつれても構わないような古タオルや、ホリホリされてもほつれないような素材のブランケットを使いましょう。

3.おやつ救出ゲーム

わんこの知育おもちゃといえば、中に詰めたおやつを取り出す「コング」シリーズが有名。嗅覚に頼ったノーズワークももちろん効果的ですが、見た目から「どうやったらおやつを食べられるだろう」と考えさせるゲームも、違う方向から脳の活性化を図ってくれます。

用意するもの

  • ペットボトル
  • おやつ

ルール

  • ペットボトルの中におやつを入れる
  • ペットボトルごとわんこに与える
  • ペットボトルを転がしたり噛んだりしておやつを取り出せたら成功

注意点

おやつを取り出そうと真剣になっているうちに、ペットボトルが割れてしまうことがあります。割れたペットボトルを誤飲してしまうと怪我の元にもなるので、必ずおやつを取り出すまで飼い主さんが近くで見守ってあげてください。ペットボトルが破損してしまった場合には、すぐに取り上げましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?頭を使う知育ゲームは、わんこを賢くするためにももちろん役立ちますが、シニア期に差し掛かったわんこにとっては、いわゆる「ボケ防止」のためにも有効です。

わんこも人間も楽しみながら、それでいて賢くなれたり将来の健康寿命に役立ったりしたら、こんなに嬉しいことはないですよね。

また、最近はわんこの知育ゲームグッズもたくさん市販されていますが、「遊ぶかどうかもわからないゲームにちょっとこの値段は手が出ないな…」というものも見かけます。

今回紹介した知育ゲームは、どれも特別な道具や材料がなくてもすぐに実践できるものですから、ぜひ愛犬と楽しんでみてくださいね!愛犬の反応を見てもっとレベルアップしたいと思ったら、市販のゲームを買ってみるのもオススメですよ。

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