【速報】千葉県職員、詐欺容疑で逮捕 出先機関発注のトラクター修理代25万円詐取 千葉県警

千葉県警

 千葉県農林総合研究センターが発注したトラクター修理を巡り、虚偽の請求をして修理代25万円分をだまし取ったとして、千葉県警は6日、詐欺の疑いでセンター職員の嶋田博英容疑者(57)=千葉市緑区おゆみ野南3=と、市原市の農業機械販売修理会社「市津産業」社員、今井博幸容疑者(45)=市原市大厩=を逮捕した。

 県警は2人の認否を明らかにしていない。

 2人の逮捕容疑は共謀し、2020年3月2~16日、センターが発注した農業トラクターの修理で、実際には修理に使用していない部品の代金約25万円分を含めた虚偽の請求書を作成し、県側に今井容疑者が管理する口座に振り込ませてだまし取った疑い。

 県警捜査2課によると、実際の修理代は約54万円で約25万円を水増し請求していた。別の詐欺事件の捜査から今回の事件が発覚した。同社はセンターの出入り業者で、今井容疑者は実質的経営者だったとみられる。

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