今季限りでレアル・マドリーを退団することが決まったフランス代表FWカリム・ベンゼマ。おそらくサウジアラビアリーグのアル・イティハドへ移籍すると考えられている。
これまでレアル・マドリーで14シーズンを過ごし、クリスティアーノ・ロナウド退団後はエースとしてゴールを量産してきたベンゼマ。彼が抜けることによる穴は極めて大きくなるだろう。
今回は『Daily Mail』が伝えた「カリム・ベンゼマの後釜候補となっている5名のストライカー」をご紹介する。
ハリー・ケイン
現所属クラブ:トッテナム・ホットスパー
契約期間:2024年夏まで
国籍:イングランド
市場価値:9000万ユーロ(およそ134.85億円)
現在トッテナム・ホットスパーとの契約が最終年度に入ろうとしているハリー・ケイン。もちろんクラブのレジェンドとしてユースから所属してきたわけだが、チームとしてのタイトルにはなかなか恵まれずにいる。
監督がどうなるのかがわからない状況のなかでハリー・ケイン自身もキャリアを考えていると伝えられており、他のクラブへの移籍が噂されている。となれば、彼を加入させられるようなチームはレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドのようなトップレベルのチームしかない。
キリアン・エムバペ
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン
契約期間:2025年夏まで
国籍:フランス
市場価値:18000万ユーロ(およそ269.69億円)
一時期はレアル・マドリーへの移籍がほぼ決まったとも伝えられたキリアン・エムバペ。最終的にはその誘いを断ってパリ・サンジェルマンとの契約を延長し、マドリッドのファンから大きな反感を受けた。
今季クラブはリーグアンを制覇しているが、クラブとの関係は決して良好な状況を保ってはいないとも言われる。とはいえ、そう簡単にパリ・サンジェルマンが放出を許可するとも思えないが…。
カイ・ハヴァーツ
現所属クラブ:チェルシー
契約期間:2025年夏まで
国籍:ドイツ
市場価値:6000万ユーロ(およそ89.9億円)
ベンゼマの後継者としてはタイプが違うが、チェルシーでプレーしているカイ・ハヴァーツは今レアル・マドリーへの移籍が噂されている選手の一人だ。クラブは来季に向けて多くの選手を整理しなければならず、監督も変わる。ハヴァーツは退団を許可された選手の一人だとも言われる。
2021年にはチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティを撃破するゴールも決めているドイツ代表選手には、「すでにレアル・マドリーと交渉をしている」という報道もある。
ヴィクトル・オシメーン
現所属クラブ:ナポリ
契約期間:2025年夏まで
国籍:ナイジェリア
市場価値:10000万ユーロ(およそ149.83億円)
今季イタリア・セリエAで絶大な影響力を発揮したナポリのナイジェリア代表FWヴィクトル・オシメーン。ルチアーノ・スパレッティ監督の下で大ブレイクし、32試合で26ゴールを決めている。
マンチェスター・ユナイテッドがかなり熱心に誘っているというが、レアル・マドリーも彼の獲得に向かっているチームの一つだという。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
現所属クラブ:ユヴェントス
契約期間:2026年夏まで
国籍:セルビア
市場価値:7500万ユーロ(およそ112.37億円)
アンチェロッティ監督がベンゼマの穴を埋めるために注目している選手の一人…と言われているのが、ユヴェントスでプレーしているドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。2021年に8000万ポンドでフィオレンティーナから移籍した。
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ただユヴェントスでは今季アレク・ミリクにポジションを奪われた時期もあり、あまりパッとしたパフォーマンスを見せられていない。今夏は新しいチャレンジに向けてチームを離れる可能性も…と伝えられている。もちろんクラブ側はそれを否定しているが…。