日本航空石川が優勝、星稜に逆転勝ち 春の北信越高校野球大会2023決勝

 第148回北信越地区高校野球大会は6月6日、石川県立野球場で決勝戦を実施。日本航空石川(石川2位)が7-3で星稜(同1位)に逆転勝ちし優勝した。日本航空石川の優勝は、昨年春の第146回大会以来2季ぶり3回目。

星稜 110  000  010…3 022  000  30X…7 日本航空石川

■星稜 玉村凌太、佐宗翼、中山敦、武内涼太-近藤真亜久 ■日本航空石川 田中大翔、深井颯馬、鞠谷優-赤星智紀

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 日本航空石川は2点を追う二回、四球や加藤将啓(福井県鯖江市中央中学校出身)の左前打、寳田一慧(福井県越前市武生第一中学校出身)の犠打で1死二、三塁とすると、相手失策で1点目。さらに田中大翔の適時右前打で2-2と追いついた。続く三回には岩﨑剛大の安打や死球、暴投で1死二、三塁の好機をつくり、加藤のヒットで逆転に成功。さらに1死満塁から砂川永真の犠飛で1点を加えた。七回には1死一、三塁の場面で寳田のスクイズや竹内駿介の適時打で3点を加え、星稜を突き放した。

 星稜は初回、服部翔と専徒大和の連打で無死一、三塁と攻め、齊賀壱成の三ゴロの間に1点を先制。二回には死球や暴投に加え、失策を絡め2点目を挙げたが、リードを守ることができなかった。5点を追う八回には2死二塁から代打武内涼太の中前打で1点を加えたが、流れを引き戻すことはできなかった。

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