ストは回避 千歳バス会社 社長交代要求し交渉は継続

千歳のバス会社をめぐる労使問題で、きのう団体交渉が行われました。労働組合側は決裂の場合、きょうの始発から48時間のストライキに入るとしていましたが、交渉の結果は。

利用者「自家用車がない限り出かけられないから不便している。(48時間ストは)なんとかしてほしい」

千歳相互観光バスをめぐっては、賃上げや会社による定期点検の不正疑惑の解明などを求め労使交渉が続いていて、4月には24時間のストライキが実施されました。労組側によるときのうの団交では賃金アップなど一部条件で合意し、ストライキは見送りました。

利用者「よかったです。解決すれば良いなと思います」

利用者「(ストライキは)困るが安全に往復したいという気持ちが強いので頑張って闘ってほしい」

しかし、整備面での法令順守に関しては決裂し、組合側は社長の交代を要求して交渉を継続する方針です。

労組「利用していただいているお客さまにはご迷惑かけられないということで48時間ストは見送りました。お客さまの安全を守るために今後も闘っていきたい」

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