「第53回NHK上方漫才コンテスト」本選出場! マーメイドとハイツ友の会が意気込みを語る

NHK総合では6月9日に、NHK大阪ホールで開催される「第53回NHK上方漫才コンテスト」(午後7:30、関西地区のみ)を生中継。芸歴10年目未満のお笑い芸人が頂点を競う「NHK上方漫才コンテスト」で、今回は、Aブロックにマーメイド、ハイツ友の会、フースーヤ、爛々、Bブロックに丸亀じゃんご、パーティーパーティー、大自然、スナフキンズが登場。このほど、マーメイド(田村境祐、テクニック。)と、ハイツ友の会(清水香奈芽、西野)が意気込みを語った。

大会について、「完全に“上方”の漢字を間違えていました…“髪型”漫才コンテストやと思っていました。(角刈りの安場がいる)丸亀じゃんごさんもいるって聞いた時に、『あ、やばいかも』と思いましたね」とボケるマーメイド・テクニック。だが、本選進出が決まり、「プレッシャーがすごいです! 勝つか負けるかじゃなくて、(本番日まで)やっちゃ駄目なことをしてしまわないかのプレッシャーがきました! 普段の生活改めます!!」と心境を明かし、「『初めましてからチャンピオンです!』っていうことになりたいですね」と意欲満々。

一方、「NHKさんの伝統ある大会なので絶対出たいと思っていた」という相方の田村は、本選進出に「本当に『やったー!!』以外はなかったですね! 興奮しました! 夜に結果を聞いたんですけど、眠れなかったです! 家族にすぐ連絡しました! はじめましての方がほとんどだと思うので、これを機にマーメイドのことを覚えてもらって、面白いイメージを持っていただきたいです!」と力を込める。

マーメイドならではの魅力については、テクニック。が「僕だけ見てくれていたらいいかなと思ってます!! 逆にフレッシュさがないのを強みにしたいですね! 見るとこ僕しかないですよ…」と言うと、田村は、「そんなことないわ! 俺も見てほしいよ!! 4年目で一番若いので、若さと勢いを見てほしいです!」と猛アピール。

優勝した暁には、田村が「おばあちゃんがずっと“朝ドラ”(連続テレビ小説)を見ているので、“朝ドラ”に出たいです! チョイ役でもいいので!」、テクニック。は「僕は、『紅白歌合戦』ですね。桑田佳祐さんに一生に一度でもいいので会ってみたいんです!紅白で桑田さんに会いたいです!」とそれぞれ夢を語っている。

2年連続本選進出となる、ハイツ友の会の清水は「芸人になる前に、先輩がこの大会に出ているのを見ていて『あ、またこの人ら今年も出てはるわ』と思っていたんです。それに自分たちもなっているなと思ったら、すごくうれしいですね。私は昨日久々に自転車に乗ったんですけど、久々に乗ってみると気分が晴れたので、皆さんも自転車に乗って、爽やかな気持ちで番組を見ていただければと思います」、西野は「2年連続本選出場させていただけるということで、また選んでいただけたうれしさもあります。いい結果になればうれしいです! 皆さんは『どーもくん』にお会いしたことはありますか? 私はまだないので、皆さんより一足お先に会ってきたいなと思います!」と視聴者に呼び掛けながら、余裕が感じられるコメント。

大会への思い入れを尋ねると、清水は「去年、初めて本選に出させていただいたので、去年よりもいい結果が残せたらなと思っています。去年、ネタが始まる前のVTRでダンスを少し踊ったんですけど、今年はそれがなくてホッとしています」、西野は「思い入れは予選の日、(NHK大阪ホールで)エレベーターに乗る時に、大自然さんに『この近くの坂を下りたところにコンビニはありますか?』と聞かれて、私が『あ〜、ちょっと分からないです…」とお返事したら、『そのコンビニで待ち合わせって言われてるんだけど、知らないですか?』と言われたので、『このへんあまり詳しくなくて分からないです。すみません。下っていったらあるのかもしれないですね』と返したんですけど、今日来る時に坂の下にコンビニあったんで、たぶん、あの日、たどり着けてはると思うので安心しています!』とエピソードを明かす。

ハイツ友の会の強みに関しては、清水が「(ネタを見て)『あぁ、確かに』ってなってもらえたら」と語ると、西野も「私も『そういえばそうやな』とか、『今まで自分が言語化してなかったけど、言語化したらそういうことやな』と思っていただけたらなと思います」と語っている。

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