著作権契約結ばずに営業した宮城県のカラオケボックス3店舗 機器使用禁止の仮処分執行

著作権に関する契約を結ばずにカラオケボックスを営業したとしてJASRAC、日本音楽著作権協会は、宮城県の3店舗に対しマイクなどの機器を使用禁止とする仮処分が執行されたと発表しました。

JASRACによりますと、仮処分が執行されたのは富谷市のメローガーデンが経営する栗原市、大崎市、加美町にあるカラオケボックス3店舗です。

仙台地裁は5日に仮処分を執行し、マイクやスピーカーのほかモニターなどカラオケ機器を使用禁止としました。

3店舗は2019年から5月までの間、JASRACと著作権に関する契約を結ばず、使用料の精算にも応じないまま営業を続けていたということです。

JASRACが申し立てカラオケ店への仮処分が執行されるのは、宮城県で初めてです。

JASRACは、これまでの損害額を約754万円と見積もっていて、支払われない場合は損害賠償などを求める訴訟を起こす考えです。

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