連ドラ初主演の座をゲットした大物ミュージシャンの2世俳優・櫻井海音

人気少女コミックをドラマ化した「アオハライド」が今秋から2シーズンにわたってWOWOWで放送され、女優の出口夏希と俳優の櫻井海音がダブル主演をつとめることを、各メディアが報じた。

累計発行部数1300万部を突破した咲坂伊緒さんの原作を初めてドラマ化。中学時代、互いに思いを寄せながらも突然の転校で離れてしまった双葉(出口)と洸(櫻井)が、高校で運命の再会を果たす恋模様を描く。

14年にはテレビアニメ化のほか、本田翼と東出昌大のダブル主演で映画化されたが、今回は全13巻の魅力を余すことなく実写化するため2部作で初連ドラ化が決まったという。

2人のうち、連ドラ初主演をつとめる櫻井は、声のトーンやしぐさが「あまりにも洸」とオファーされたのだとか。「まさか自分が洸を演じることができるとは」と驚き、相棒の出口については「芯がしっかりとあって、自分の意見や意思を持っている方」と絶賛。「いろいろなことを話しながら高め合えるのは、すごくうれしいです」と喜びをかみしめているというのだ。

櫻井は俳優、モデル、バンド・インナージャーニーのドラマー・Kaitoの〝三刀流〟で活動。俳優業では、NHK連続テレビ小説「エール」で俳優デビュー。以後、ドラマは「ナイト・ドクター」(21年、フジテレビ)、「未来への10カウント」(22年、テレビ朝日)、「夕暮れに、手をつなぐ」(23年、TBS)、映画は「嘘喰い」(22年)など話題作に出演。ステップアップを重ねている。

「父親がMr.Childrenの桜井和寿であるのは公然の秘密だが、もっと売れるまでは父親の名前は明かさない方針のようだ。もともと、サッカーの高校日本代表に入るほどの才能の持ち主だったが、俳優としてもどんどん成長しそう」(芸能記者)

今後、音楽活動での親子共演があるかもしれない。

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