ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』サントラからラウヴが歌う楽曲が公開

ニューヨーク出身で現在ロサンゼルスを拠点に活動する28歳のシンガーソングライター、ラウヴ(Lauv)が、全米では2023年6月16日に劇場公開(日本公開は8月4日)されるディズニー&ピクサーによる最新アニメーション映画『マイ・エレメント』の劇中とエンドロールで起用されている新曲「Steal The Show」を公開した。

この曲は『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』『ファインディング・ドリー』などのピクサー作品の音楽で知られる作曲家トーマス・ニューマンと、ソングライターのマイケル・マトシックと共作したオリジナル・ソングだ。

映画『マイ・エレメント』は、火のエレメントであるエンバーが、水のエレメントであるウェイドと出会い、自分たちが思っていたほどお互いに違いがないことに気づき、恋に落ちるという物語。

<YouTube: Lauv - Steal The Show (From "Elemental"/Official Audio)>

ラウヴは「Steal The Show」の制作過程を振り返り、次のように語っている。

「この曲は、これまで書いた曲の中で最も好きな作品のひとつです。トーマス・ニューマンと一緒に座って、彼が作っていたサウンドをいくつか教えてもらいました。その後、私は彼に“部屋でひとりで2、3分、マイクをオンにしてピアノでやってみてもいいですか?”とお願いしたんです。私は、そのシーンを見て、メロディーとコード、そしていくつかの重要な歌詞を完全にフリースタイルで作り上げました。無我夢中でした。それからトーマスと何度もやり取りを重ね、全体のサウンドスケープを作り上げながら、それをとてもラウヴらしいサウンドと組み合わせることができたのは、本当に素晴らしかったです」

同映画の監督を務めるピーター・ソーンは、ラウヴの作品への参加についてこう語っている。

「ラウヴの音楽が大好きなので、彼と一緒に仕事をすることになった時、彼の音楽とその使い方を参考にしたんです。彼は(曲の中で)、エンバーとウェイドがお互いの中に見た美しさと、何か特別なものになろうとしている二人の気持ちの変化を捉えていました。彼の曲を初めて聴いたとき、私たちはとても感動しました。圧倒されましたし、彼がこの映画に与えてくれたものに絶対的な恩恵を感じています」

Written By Hannah Zwick

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