米人気歌姫 LGBTQIA+コミュニティへエール コンサートで「ここは安全な空間」

歌手テイラー・スウィフトが、LGBTQIA+コミュニティへの支援メッセージでプライド月間をスタートした。「ジ・エラズ」ツアーの一環として訪れたイリノイ州シカゴでの公演で、自身のコンサートが誰にとっても安全な空間だとファンに伝えた。

「今夜、自分らしく美しく生きている多くの素晴らしい人が見えるわ。ここは安全な空間よ」「ここはお互いを祝福する空間。みんなと一緒にいて、ファン同士が交流し、とても愛情深く思いやりのある様子を見て誇りに満ちているわ」「プライド月間にあなた達と一緒にいて、『ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン』を歌うことができるなんて」「こんなに連帯感があって、お互いを支え合い勇気づけられるような、素晴らしい受容と平和と安全がある。すべての場所がLGBTQ+コミュニティの人々にとって安全で美しい場所であることを願うわ」とテイラーは語った。

しかしテイラーはLGBTQIA+のコミュニティが脅威にさらされていることも認め、アメリカ中間選挙での投票について慎重に考えるようファンに呼びかけた。「痛みを語らずに『プライド』について語れない」「そして最近、LGBTQ+やクィアの人々を危険にさらすような有害な法案が成立したのは皆にとって辛いこと。仲間のみんな、愛するみんな。それぞれのコミュニティのみんな」「だから私はいつも中間選挙や、大切な予備選挙の日程を投稿しているの」そして、「あの人たちは味方なの?あの人たちは平等を守ってくれる?あの人たちに投票したいのかしら?」と、特定の政治家の動機に疑問を持つようファンに呼びかけた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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