Garminからハイパフォーマンスなスマートウォッチ「fēnix 7 Pro」「epix Pro」が発売、睡眠改善にも効果的

アメリカ発GPS機器のパイオニア、ガーミンジャパン株式会社(以下、Garmin)より、フラッグシップモデルの最新機種「fēnix 7 Pro」「epix Pro」のふたつが6月8日から発売される。これに先駆けて7日に都内にて同商品の説明会が開催された。

Garminは、航空や船舶、自動車、フィットネスにスポーツ、アウトドアなどの事業を展開。このほど同社から発売されるスマートウォッチは、ビジネスアスリートに進化を発揮するもので、最先端のテクノロジーなどを搭載しているとのこと。

マルチスポーツGPSウォッチ「fenix」シリーズの最新世代「fenix 7 Pro」は、全機種にソーラーバッテリー搭載。スマートウォッチモードで約37日間の長時間稼働を実現した。またグリーンライトセンサー数は第4世代の4つから、6つに増加。衝撃落下、高温冷凍、防水、腐食4つの項目をクリアしているほか、早くて高精度な衛星測位が可能なマルチGNSSマルチバンドはGPS、GLONASS、Galileo、みちびき保管信号に対応している。心拍や睡眠、ストレスや活動量を元に身体のエネルギー残量を数値化したヘルスモニタリング機能も備わった。

「fenix 7X Pro」シリーズの価格は121,000円。3サイズ展開されており、ベゼル部分がDLCチタンで作られた「fenix 7X Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Black」は125,000円(税抜)から。バンド部分がDLCベンティドチタン素材の「fenix 7X Pro Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC / Carbon Gray Metal Band」は155,000円(税抜)から販売される。

そして、ふたつ目の新商品である「epix Pro」シリーズはでは、ハイパフォーマンスな機能性やデザイン性を追求。画面にはAMOLEDを採用しているとのこと。サイズは42mm、47mm、51mmの3つを展開し、51mmサイズではレザーバンドモデルも登場する。

こちらも60種以上のアクティビティに対応したヘルスモニタリング機能が搭載されているほか、51mmサイズはスマートウォッチモードで約31日間稼働可能。42mm、74mmサイズの価格は120,000円(税抜)、51mmは130,000円(税抜)、レザータイプの51mmは140,000円(税抜)となっている。

この日の説明会の第二部では、ビジネスマンのパフォーマンス向上に特化した生活習慣改善コーチングを120社、80000人以上に提供してきたスリープコーチの角谷リョウ氏が登壇。食事と睡眠と運動が大事と言われているが、睡眠をとってから食事、運動を充実させることが重要だと角谷氏は言う。

そもそも日本は睡眠不調によるビジネスの機会損失は世界でもワースト1位とのこと。睡眠を改善することで、病気や重大ミスのリスクが軽減、チームの士気やエンゲージメントが向上、メンタルダウンの予防にもなる。そのため重要なポジションに就いている人ほど、睡眠の質を求めた方がよいと説いていた。

また、睡眠の改善は、夜頑張るのではなく日中の活動内容が大事と角谷氏。普段歩く数を2000歩から4000歩に増やすだけでも違うとのこと。そして7000歩だと快眠できるんだとか。また筋トレなど多少の負荷をかけることで、睡眠の質をさらに高めることが可能。合わせて今回発売されるスマートウォッチを活用することで、改善の効率がさらにアップできると説明していた。

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