フィリピンの東で台風3号が発生 週末、沖縄に近づく恐れ

 気象庁によると、6日午後9時の観測で、フィリピンの東にある熱帯低気圧が台風3号に変わった。発達しながら北寄りに進み、暴風域を伴いながら11日ごろには日本の南の海上に進む見通し。進路予測の幅は大きいが、沖縄本島や大東島地方に近づく恐れがあり、今後の情報に注意が必要だ。

 台風は6日午後9時現在、ほとんど停滞している。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心の東側440キロと西側330キロ以内は風速15メートル以上の強風域。

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