先日から大きな話題になっている古橋亨梧の移籍。トッテナム・ホットスパーにアンジェ・ポステコグルー監督が就任する可能性が高まっており、それに従って古橋を50億円で獲りに行くとか…。
そこで今回は、これまで日本人選手が取引されてきた中で最も高額な移籍金が支払われたケースをランキング形式でご紹介する。
10位:伊東純也
移籍元:ヘンク
移籍先:スタッド・ランス
年:2022年
移籍金:1000万ユーロ(およそ14.94億円)
10位に入ったのはベルギーリーグの名門ヘンクからスタッド・ランスへ移籍した際の伊東純也だった。ちなみに、30代の選手としては彼が日本人の移籍金ランキングでダントツのトップである。
9位:武藤嘉紀
移籍元:マインツ05
移籍先:ニューカッスル・ユナイテッド
年:2018年
移籍金:1070万ユーロ(およそ15.99億円)
ドイツ・ブンデスリーガで活躍したあと、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドに加入した武藤嘉紀。マンチェスター・ユナイテッド相手にゴールを決めるインパクトを残したが、残念ながら移籍金に値するだけの活躍は見せられなかった。
8位:岡崎慎司
移籍元:マインツ05
移籍先:レスター・シティ
年:2015年
移籍金:1100万ユーロ(およそ16.44億円)
そして同じマインツ05からイングランド・プレミアリーグに渡った岡崎慎司が8位に。1100万ユーロの移籍金に応える活躍を見せ、ジェイミー・ヴァーディとの黄金コンビでレスター・シティを優勝に導いた。
7位:中島翔哉
移籍元:アル・ドゥハイル
移籍先:ポルト
年:2019年
移籍金:1200万ユーロ(およそ17.93億円)
ポルティモネンセからカタールに渡り、そして半年後にポルトへと移籍するという珍しい動きを見せた中島翔哉。残念ながらこの後は怪我や新型コロナウイルスの影響でチームから外れることになり、ほとんど活躍はできていない。
6位:南野拓実
移籍元:リヴァプール
移籍先:モナコ
年:2022年
移籍金:1500万ユーロ(およそ22.41億円)
放出時の移籍金:レッドブル・ザルツブルクからリヴァプールへと移籍した南野拓実。イングランド・プレミアリーグでもインパクトを残し、昨年より多くの出場機会を求めてモナコへと加入した。今季は苦しいシーズンになってしまったが、来季はどうなるか。
5位:香川真司
移籍元:ボルシア・ドルトムント
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
年:2012年
移籍金:1600万ユーロ(およそ23.91億円)
セレッソ大阪からボルシア・ドルトムントへ移籍して大ブレイクした香川真司。アレックス・ファーガソン監督に見初められて2012年にマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれた。ノリッジ戦ではハットトリックも決めたものの、スター揃いのチームで十分な成功を収められなかったのが残念だ。
4位:冨安健洋
移籍元:ボローニャ
移籍先:アーセナル
年:2021年
移籍金:1860万ユーロ(およそ27.79億円)
そして4位は冨安健洋だった。シント・トロイデンからイタリア・セリエAのボローニャへ移籍し、サイドバックとしてブレイク。そして2021年夏にアーセナルへとステップアップした。怪我さえなければ…。
3位:中田英寿
移籍元:ペルージャ
移籍先:ローマ
年:2000年1月
移籍金:2170万ユーロ(およそ32.42億円)
1998年にペルージャでセリエAデビューした中田英寿。ステップアップしたのは当時ファビオ・カペッロ監督率いるローマだった。フランチェスコ・トッティのサブやボランチとしてプレーし、スクデットを獲得している。
2位:中田英寿
移籍元:ローマ
移籍先:パルマ
年:2001年
移籍金:2840万ユーロ(およそ42.44億円)
そして2位も中田英寿。こちらはローマからパルマへと移籍した際の取引である。アドリアーノやアドリアン・ムトゥと組んだ3トップは「トリデンテ」と呼ばれた。他にもブレシアーノやボナッツォーリ、ジラルディーノ、ボヴォ、フェラーリ、フレイなど名選手とともにプレー。
1位:中島翔哉
移籍元:ポルティモネンセ
移籍先:アル・ドゥハイル
年:2019年1月
移籍金:3500万ユーロ(およそ52.3億円)
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日本人としての移籍金ランキングでトップはもちろん中島翔哉だ。ポルティモネンセから2019年1月にカタールの強豪クラブであるアル・ドゥハイルへと移籍した際、3500万ユーロという大金が動いている。ただ、その半年後にFCポルトに移籍した際には3分の1ほどの額になっているのだが…何があったのだろうか。