●星稜に7―3
第148回北信越高校野球大会最終日（6日・金沢市の石川県立野球場＝北國新聞社後援）県勢同士による決勝が行われ、航空石川（石川2位）が星稜（同1位）を7―3で下し、2季ぶり3度目、春は2年連続2度目の優勝を決めた。航空石川は春の県大会決勝で敗れた宿敵にリベンジを果たし、甲子園が懸かる夏の大会に向けて弾みを付けた。
航空石川は富山商に4―1、遊学館に7―6で勝利し、決勝に駒を進めた。
試合は2点を追う二回、敵失と先発投手の9番田中大翔の右前適時打で同点とし、三回に6番加藤将啓の適時打などで勝ち越し、七回に3点を奪ってさらに突き放した。投手陣は2年生の深井颯馬、鞠谷（きくたに）優の継投で星稜打線を3点に抑えた。
