中京テレビ初の連ドラ! 戸塚純貴主演「スーパーのカゴの中身が気になる私」

中京テレビでは、7月22日に、連続ドラマ「スーパーのカゴの中身が気になる私」(土曜深夜0:55、東海ローカル。TVer、Locipo、Hulu、U-NEXTで見逃し配信あり)がスタート。戸塚純貴、石田ひかり、清水麻璃亜が出演することが分かった。

中京テレビ制作による初の連ドラとなる「スーパーのカゴの中身が気になる私」は、“食のテーマパーク=スーパーマーケット”を通して人生を描く、コメディー×グルメ×人生ドラマ。主演を日本テレビで放送中の連続ドラマ「だが、情熱はある」(日曜午後10:30)でオードリー・春日俊彰を演じるなど、注目を集めている戸塚が務めるほか、ドラマ内の回想シーンにアニメを使用するなど新たな表現方法にも挑戦。「孤独のグルメ」シリーズ(テレビ東京)を手掛ける共同テレビ・吉見健士プロデューサーの制作チームが、食を生業にする人々を楽しく丁寧に描いていく。

子役としてブレークした十文字雄三(戸塚)は、そのまま俳優としてスターダムへのし上がる予定だったが、現実はそう甘くなかった。俳優への夢を捨てきれないまま、「スーパーガネシヤ」でのアルバイトに仕方なく取り組んでいた雄三は、ある日、レジ係の女性チーフ・半田君枝(石田)から「スーパーのカゴの中には人生がある」と言われたことを機に、「スーパーのアルバイトは人の人生を考える“俳優業”につながるいい仕事」だと改心。仕事に真摯(しんし)に取り組むようになる。そこへ、さまざまな事情を抱えた客がやって来て…!?

戸塚は「演じる十文字雄三は、仕事や俳優業に対して、真っすぐな男。そういう部分がかわいらしく、自分も雄三の精神に刺激される部分があります。人のことを妄想するところは自分にも近いです(笑)」と役柄について触れ、「スーパーのカゴを通して、いろんな方々の人生をのぞき見しますので、皆さんも、登場人物がどういう人生を歩んできたかを、一緒に考えていただけると面白いのではないかと思います。最後までどうぞよろしくお願いいたします」と見どころを伝える。

人間観察が趣味で、長きにわたるレジ打ち経験から「カゴの中身を見ると、その人の人生が分かる」と客の生活事情に詳しいレジ係のチーフ・君枝役を務める石田は、「私の母の実家が、もともと石垣島でスーパーマーケットをやっていたので、お話をいただいた時は、ご先祖さまからのご縁だなと思い、うれしかったですし、驚きもありました。このようなコメディータッチのドラマが大好きで、よく見ていたので、念願がかないうれしいです」と本作への出演を喜び、「私自身も主婦の1人で、スーパーが大好き。スーパーのカゴの中には人生があり、スーパーは人生に欠かせない存在だと思います。そこで生まれる人間ドラマをぜひご覧になってください」とアピール。

清水は、同じくスーパーのレジ係・岡崎めぐみに扮(ふん)する。真面目でレジ打ちも正確なめぐみは、働く気力のない雄三に指示を出すなど、雄三に厳しくあたる。「私自身スーパーマーケットがすごく好きなので、そんなスーパーを舞台にした作品ということで、すごくワクワクしますし、レジ打ちも昔から憧れていたので店員役がとても楽しいです! 演じるめぐみは見た目や言葉遣いは強めですが、不器用でかわいいところがとてもいとおしいです」と充実した撮影の日々を送っていることをうかがわせる清水は、「出てくるキャラクターみんな個性的でかわいくて、見ていて一緒に楽しめるようなストーリーになっていると思います」と作品の魅力を紹介している。

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