大統領「民主主義が機能」 米デフォルト回避を自賛

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は6日、ホワイトハウスで閣議を開いた。連邦政府の債務上限の効力を2025年1月まで停止する法律を今月3日に成立させ、米国債のデフォルト(債務不履行)を回避したと自賛し「米民主主義が機能することを証明した」と強調した。

 バイデン氏はデフォルトを防いだ超党派の法律に関し「歩み寄り、合意を得なければ不可能だった」と説明。予算削減に対する不満が与党民主党側から出たことを念頭に、共和党への譲歩が必要だったとの見方を示した。

© 一般社団法人共同通信社