朝ドラ・万太郎の人心掌握術に、SNS驚き「人たらしや…」

裕福な造り酒屋・峰屋で育った主人公が、やがて植物学の道へと進む連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。5月30日放送の第42回では、「峰屋」が窮地に陥るなか、万太郎が西洋音楽の演奏会に同行することになるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

写真左から、肩を抱き合って笑う藤丸(前原瑞樹)、万太郎(神木隆之介)、波多野(前原滉)(C)NHK

学生の藤丸(前原瑞樹)から、酒への課税が重くなり日本の酒屋が軒並み潰れかねないという話を聞いた万太郎(神木隆之介)。そんな噂話の通り、土佐の「峰屋」では政府の取り締まりが厳しくなり、酒を造った時点で税が課せられる「造石税」に苦しめられていた。

一方、田邊教授(要潤)の誘いで西洋音楽の演奏会に同行することが決まった万太郎は、その場で専門誌作りの許可をもらおうと意気込むのだった。

万太郎が田邊教授の愛する西洋音楽や美術に関する話をすることで、演奏会に誘われることに成功するシーンが描かれた今回の放送。

長屋の住人・丈之助(山脇辰哉)や画工の野宮(亀田佳明)との話をうまく活かして教授の心をつかんだ万太郎に、SNSでは「万ちゃんってホント人たらし!」「丈之助さんのシェークスピアが、田邊教授との接点作りに生きてくるのか!!」「万太郎、田邊教授にうまいこと取り入ったな」など、万太郎の人心掌握術に称賛の声が寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。5月31日放送の第43回では、演奏会に行った万太郎が、会場でひそかに思いを寄せる女性・寿恵子(浜辺美波)と遭遇する。

文/つちだ四郎

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