世界遺産・二条城がデジタルアート化? 昨年好評の花火が再び

世界遺産「元離宮二条城」(京都市中京区)で7月21日から、プロジェクションマッピング花火などを打ち上げるイベント『NAKED夏まつり2023 世界遺産・二条城』を開催。文化遺産という貴重な場所で最新技術を駆使した美しいデジタルアートを楽しむことができる。

世界遺産・二条城でおこなわれる「NAKED夏まつり2023 世界遺産・二条城」

デジタルアートやメタバースなどを活用するクリエイティブカンパニー「ネイキッド」(代表:松村亮太郎)が企画する同イベント。プロジェクションマッピング技術によって、本物の花火を打ち上げられない場所でも花火大会を体験することができ、同社では全国各地で同様のイベントをおこなってきた。

「二条城」では2022年に初めて開催したところ、家族連れなどが多く来場。コロナの影響で花火大会に行けなかった人などから特に好評で、今回は海外観光客なども楽しめるようにと、歴史を学べるコーナーを充実させたほか、さらに5カ国語対応にアップデートした。

今回のイベントでは、重要文化財である唐門や国宝・二の丸御殿などの歴史的建造物を学びながら楽しむエリア、京都最大級のプロジェクションマッピング花火を楽しむエリア、同社によるデジタル縁日体験や駄菓子風ドリンクなどの飲食屋台が並ぶエリアの3つを企画しているという。

期間は7月21日から8月20日まで。時間は夕方6時30分〜夜10時(最終入場は夜9時20分)。入場料未定、詳細は公式サイトにて。

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