阪急うめだに「ティースタバ」新店、百貨店の新たなオアシスに?

現在、全国でたった9店舗しかない「スターバックス」(代表:水口貴文)のティー専門店「スターバックス ティー&カフェ」。そんな同店が6月7日、大阪の百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)内にオープンするというので、一足先に取材してきた。

6月7日にオープンする「スターバックス コーヒー 阪急うめだ本店9階店」(大阪市北区)

■ 関西上陸から約1年、絶えない行列

2020年7月に東京・六本木に1号店をオープンさせてから、わずか3年足らずで9店舗まで拡大した同店(今回の新店舗が10店舗目)。

店舗ごとに雰囲気が異なる。これは2022年9月にオープンした「グランフロント大阪北館1階店」

関西1号店の「LUCUA 2階店」(大阪市北区)は、誕生から1年が経過した今でも、女性やカップルなど常に行列が絶えず、従来のスターバックスより値段設定は少々お高いながらにも、種類豊富なティー×異素材の珍しいメニューが人々の心を掴んでいる。

■ 「祝祭広場」ならではの店舗空間に

新店舗は「阪急うめだ本店」内、催事などさまざまなイベントがおこなわれる9階「祝祭広場」に面してオープン。常に人の行き交う賑やかな土地柄を活かし、店の創りは間口の広いオープン空間に。室内ならがにもテラス席を設置するなど、ほか店舗にはない工夫も施される。

同店のオープンに合わせて発売される新作メニュー「ピーチ トランクイリティ」(トール530円)

また、座席数は店舗内&テラス席を含めると関西の「スターバックス ティー&カフェ」のなかでは最大級の大きさだが、それに加え、テイクアウトして「祝祭広場」に設置されている大階段で楽しむこともできるので、ショッピングの小休止としての利用はもちろん、「いつも混んでいるから・・・」とこれまで諦めていた人にとっても朗報かもしれない。

「チャイニーズティー」をモチーフにしたティーウォールが目印

「『阪急うめだ本店』のお客さまのイメージは上品。そこから想像して、ティーウォール(内装の壁)はチャイニーズティーから着想を得ました」と担当者は話しており、さまざまなフロアで買い物を楽しんだ人が集まる「百貨店のオアシス」誕生に期待を込めた。

営業時間は朝10時〜夜8時。

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