スタッド・ランスのアメリカ代表FWフォラリン・バログン(21)が、クラブへ別れを告げた。
アーセナルから1年間のレンタル移籍でスタッド・ランスへと加入したバログン。日本代表MF伊東純也のチームメイトということもあり、多くの日本人ファンも良く知る選手となったはずだ。
そのバログンは、チームの攻撃を牽引。リーグ・アンで37試合に出場し21ゴール2アシストを記録。エースとして大きな飛躍を遂げた。
アーセナルはバログンの成長を受け、チームに引き戻すことを画策。バログンはアーセナルでのプレーを希望しながらも、出場機会に恵まれない可能性があれば、移籍も辞さない考えを示している。
そんな中、自身のツイッターを更新。スタッド・ランスへの別れをつづり、一旦はアーセナルへ復帰することが決定した。
「ありがとう」
「別れを告げることは決して簡単なことではないけど、僕たちは避けられない目的に到着した」
「去年の夏、僕は加入するチャンスを得て、初日から両手を広げて歓迎された。僕のレンタル期間中、みんなから受けたサポートは、信じられないもので、心温まるものだった」
「僕はみんなが注いでくれた愛情、信頼、信念に報いることができたと思いながら、旅立ちたいと思う」
「これは僕と僕の家族にとって、永遠に忘れられない章となるだろう。本当にありがとう」
アーセナルのアカデミー出身のバログンは、ミドルズブラへのレンタル移籍も経験。ファーストチームでは10試合に出場し2ゴールという成績を残している。
アーセナルとの契約は今シーズン限りで終了。新契約を結ぶのか、それともフリーで違うクラブへと移籍するのか。去就が注目される1人だ。