【速報】はしか発生、千葉県内4年ぶり 千葉市の20代男性 感染経路は不明

千葉市役所

 千葉市は7日、20代男性=中央区=がはしかを発症したと発表した。発熱や発疹などの症状が出たが、既に回復済み。県内でのはしか発生は4年ぶり。

 市医療政策課によると、男性は5月24日から発熱や発疹の症状が出て市内医療機関を受診。市環境保健研究所の検査で6月2日にはしかと診断された。感染経路は不明。

 県内では2019年を最後に、はしかの発生は確認されていなかった。同課は、新型コロナ禍で海外渡航者が減り、ウイルスが国内に持ち込まれにくくなっていたと指摘し「今後、感染が増える可能性がある。はしかワクチン未接種者は特に注意して」と呼びかけている。

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