「長浜・北びわ湖大花火大会」9月5~8日に開催 「戦国」テーマのスターマイン

分散開催された昨年9月の「長浜・北びわ湖大花火大会」(長浜市公園町・豊公園の琵琶湖沖合)

 滋賀県長浜市や長浜観光協会、長浜商工会議所などでつくる長浜花火実行委員会は、本年度の「長浜・北びわ湖大花火大会」を、9月5~8日に同市公園町の豊公園自由広場の琵琶湖沖合で開催する。

 今年は午後8時半から約20分、約千発を打ち上げる。昨年好評だった湖上に設置した花火が開く「水中花火」や、インバウンド(訪日客)を意識して人気のあるアニメなどの音楽と合わせたミュージック花火をさらに改良する。羽柴(豊臣)秀吉による長浜開町450年を記念し「戦国」をテーマにしたスターマインなども打ち上げる。

 かつての大花火大会は1日開催。約1万発の花火が夜空を彩り、市内外から約10万人が訪れた。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年度以降、観覧客の密を回避するため数日間に分け、時間も短縮するなどして実施。22年度も感染リスク軽減と、宿泊を見込んだ滞在型観光を促進させようと分散開催を続けてきた。

 期間中、豊公園に有料観覧席を設ける予定。詳細は決まり次第、大会の特設サイトで発信する。

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