道内警察官が逮捕術向上へ大会

容疑者を取り押さえる際の逮捕術の向上を目的とした大会がきょう札幌で開かれ、警察官が訓練の成果を競い合いました。

道警の鈴木本部長は「本大会を通じて、今後の警備体制並びに治安対策に万全を期していただく」とあいさつ。大会には道警所属の執行隊や各警察署からおよそ400名が参加しました。

逮捕術は柔道や剣道といった様々な武道の要素を取り入れたもので、大会では団体戦と女性警察官の個人戦に分かれ、竹製の警棒や警杖などを使って技を競い合いました。女性警察官による個人戦を行うのは4年ぶりで、参加した警察官は逮捕術を高めようと日頃の訓練の成果をぶつけ合っていました。

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