2026年に愛知県と名古屋市が共催する夏季アジア競技大会を巡り、大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長は7日、小池百合子東京都知事と都庁で会談した。大村氏が競泳、馬術の会場を東京に変更したいとの意向を伝え、都に協力を求めた。小池氏は「前向きに検討したい」と理解を示した。
大会組織委員会会長を務める大村氏は両競技の会場に関し、コスト抑制を図る観点から東京アクアティクスセンターと馬事公苑を活用する案を説明。東京五輪・パラリンピックの運営で得たノウハウの共有も依頼した。小池氏は「26年の大会成功を祈っている。連携したい」と応じた。
