『テニミュ』『エーステ』ネルケプランニングがサイバーエージェントグループの傘下に。体勢変更はなし、野上祥子氏が社長を継続

舞台制作会社・ネルケプランニングがサイバーエージェントグループの傘下となったことが公表された。

2003年初演のミュージカル『テニスの王子様』のヒットを皮切りに、MANKAI STAGE『A3!』やミュージカル『刀剣乱舞』など数々の人気2.5次元舞台を制作してきた舞台制作会社・ネルケプランニング。

日本のみならず海外での公演も積極的に行っており、2015年には中国事業部を設立。2019年までにアジア各国21都市にて27タイトル260公演を実施した。そのほか同社ではアニメや舞台のキャスティング、権利開発などもおこなっている。

同社とサイバーエージェントグループは、過去「ABEMA」にてオリジナル舞台『「青空ハイライト」~from主役の椅子はオレの椅子』を共同製作しており、今回「新たなエンターテインメントの創出を目指す」という共通目標のもと参画が決まった。

ネルケプランニングの体制に変更はなく、現・代表取締役で演劇プロデューサーの野上祥子氏が社長を継続する。今後の展開としては、海外公演の強化と子ども向け舞台の提供、リアルとデジタルを融合した演劇の創出などを図るようだ。

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