フランス代表MFエンゴロ・カンテは、スタンフォード・ブリッジを離れるかも知れない。
今シーズン限りで契約満了となるカンテは、数ヶ月前からチェルシーと更新に向けて話し合いを続けてきた。ところがイギリス紙『Daily Mail』によると、サウジアラビアのアルイテハドがカンテに年棒8600万ポンド（約147億円）の2年契約という天文学的数字のメガオファーを提示した模様。フランス代表で同僚のカリム・ベンゼマも先日レアル・マドリード退団後アルイテハド加入を決断しており（年棒約150億円3年契約）、これまでチェルシーへの忠誠を誓ってきたカンテだが、計り知れない金額のオファーに心が揺らいでいるという。
チェルシーはマウリシオ・ポチェティーノ新監督を招聘しクラブ再建の真っ最中で、すでに何人かの退団が濃厚に。契約が切れるメイソン・マウントはマンチェスター・ユナイテッド移籍が頻繁に伝えられていて、マテオ・コバチッチも赤い悪魔のユニフォームを纏う可能性がある。カンテは以前イギリスメディア『Sky Sports』のインタビューで、「クラブにとってエキサイティングなプロジェクトがスタートしている。残念ながら今シーズンはチェルシーの基準に達していなかった。だけど、誰もが成功やタイトル獲得ができる道を歩みたいと願っている。このクラブが再びこの方向で戦ってくれると祈っているよ」とコメント。「僕がどうなるかは見てのお楽しみだけど、このプロジェクトがクラブにとって変化になることが最も重要だ」と締めくくっている。
一方ですでにプレミアリーグからサウジアラビアに渡り、現在アルナスルでプレーするクリスティアーノ・ロナウドは、競技人口を増やすため選手達に中東アジア行きを呼びかけている。「ビッグプレイヤー、若手、ベテラン誰でも大歓迎だ。そうなればリーグが改善されるからね。年齢ではなく、競争力が必要だ」と言及。「僕はここで幸せだし、ここでプレーを続けるつもりだ。僕の意見では、もし彼らが今後5年間やりたい事を続ければ、サウジアラビアのリーグは世界で5番手にいいリーグになると思う」と伝えた。
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