岡山市北区撫川のRSKバラ園でハナショウブが見頃を迎えている。7日は梅雨の合間に晴れ間が広がり、白、紫、黄、桃色など色鮮やかに咲き誇る姿を入園者が楽しんでいた。
園内では150品種1万5千株のハナショウブが育てられている。白地に紫色の縁取りが入った花びらが特徴の「長生殿(ちょうせいでん)」が優雅な姿を見せ、垂れ下がって咲く「沖津白波(おきつしらなみ)」は透き通るような白い花びらが涼しそうな雰囲気を醸し出している。今月下旬まで楽しめそうだという。
家族と訪れた女性(94)=同市北区=は「テレビで見るのとはひと味違う美しさ。初めて知った品種も多く、娘たちと見られて幸せ。また来たい」と話した。
開園時間は午前9時半~午後5時。今月は休みなしの予定。入園料が必要。