小学1年生が”同窓会” コロナ禍で親子活動できず 卒園後に再会「懐かしかった」/岡山・津山市

コロナ禍で親子活動ができなかった子どもたちのためにと、岡山県津山市にある高野保育園で3日、この春卒園した親子の同窓会が開かれ、久しぶりの園舎に集まった新小学1年生がゲームなどで歓声を響かせた。

高野小を中心に各小学校に進学した39組が参加。卒園式の日にまた会う約束をしていた子どもたちは、昨年の体験保育で染めて作ったオリジナルTシャツを着用して友だちや職員と”再会”した。

自己紹介をして歌を歌った後、グループに分かれて「イエス・ノー・クイズ」「メダル取りゲーム」などを満喫。懐かしい遊具や砂場で元気いっぱい遊んだり、ランチタイムでは給食の先生や保育士による特製のカレーライスを味わったりして楽しいひとときを過ごした。

高野小1年の金島伊桜里さん(6)は「ゲームが楽しかったし、滑り台も懐かしかった」。広野小1年の中田陽葵君(6)も「久しぶりにみんなに会えて、とてもうれしかった」と笑顔で話していた。

© 津山朝日新聞社