城下地下駐車場 工事で全面閉場 岡山、7月13日から

修繕工事のため7月13日から全面閉場される城下地下駐車場の入り口

 長寿命化のため修繕工事中で、利用が一部制限されている岡山市営の城下地下駐車場(北区表町)が7月13日から全面閉場され、利用できなくなる。12月中旬に再開する予定。

 工事はエレベーターやトイレの更新▽薄暗いとの指摘があった照明の全面LED(発光ダイオード)化▽消火設備のスプリンクラーの更新▽外壁や天井の補修―などが主な内容となっている。174台の収容台数は変わらない。事業費は約10億円。

 市が1月に着手し、これまでの一部閉場期間中は100台以上駐車できる状態だった。購入済みの回数券やプリペイドカードは払い戻しができないが、期限がないため営業再開後も使用できる。

 城下地下駐車場は岡山シンフォニーホールや表町商店街に近いため利用が多い。市交通政策課は「今後も長く安全に利用してもらうための工事。協力をお願いしたい」としている。

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