地元名店の味届けたい、第2弾は月徳飯店、「陳麻婆豆腐」レトルトに、ワークセンターにしうみ

 届け、地元名店の味―。糸魚川市道平の障害者就労支援施設・ワークセンターにしうみ(吉井人光センター長)は3日から、同市大町2の月徳飯店の看板メニューをレトルト加工した「月徳飯店 陳麻婆豆腐の素」を販売している。

月徳飯店の看板メニュー「陳麻婆豆腐」をレトルト商品化。病みつきになる辛さ、スパイシーさを楽しめる

 レトルト食品事業に取り組む同施設が手掛ける「地元名店の味シリーズ」第2弾。本格中華料理店として親しまれている月徳飯店のメニューのうち、病みつきになる辛さが人気の「陳麻婆豆腐」をレトルト商品化した。
 同店の月岡浩徳代表取締役は、「ご家庭で本格的な麻婆豆腐を、本場の味を召し上がっていただきたい」と呼び掛ける。
 「地元名店の味シリーズ」には、地元の味を地域住民や郷里を離れた出身者に広く届ける狙いがある。吉井センター長は「レトルト事業を通して地域振興、障害者福祉の発展につなげていければ」、同施設の上原正樹・目標工賃達成指導員は「これからも故郷の味を届けていきたい」とそれぞれ話した。

商品などを手に、PRする関係者たち

 商品価格は1~2人前が税込み700円、3~4人前が同1300円。豆腐は入っていない。同施設や同店などで販売している。
 問い合わせは同施設(電025・553・0002)へ。

© 株式会社上越タイムス社