「尊い…」万太郎と竹雄の「呼び捨て」シーンに、視聴者感動

佐川の裕福な酒屋「峰屋」で生まれ育った主人公・万太郎が、植物の魅力を知り研究の道へと進む連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。6月7日放送の第48回では、研究と印刷所通いに没頭する万太郎に対し、竹雄があることを指摘するシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

第47回より。竹雄(志尊淳)の言葉に身構える万太郎(神木隆之介)(C)NHK

竹雄(志尊淳)から「佐川に帰ろうと思います」と告げられ、動揺する万太郎(神木隆之介)。しかし、それは万太郎に気持ちを理解してもらうための嘘だった。竹雄は、万太郎が健康に日々を過ごし笑顔でいることを条件に、夢を応援することを宣言する。

竹雄との絆を深め、気持ちを新たにした万太郎は、これまで以上に研究と印刷所での仕事に熱中するように。一方、万太郎の想い人・寿恵子(浜辺美波)は、舞踏練習会の発足式に向けてダンスを特訓する。そんななか、実業家の高藤(伊礼彼方)から「人生のパートナーとして迎えたい」と告げられるのだった。

今回の放送では、万太郎に本心を明かした竹雄が「わしはもう、若を当主とは思いませんきね。ただの槙野万太郎と思いますき」と告げ、2人が「万太郎」「竹雄」と呼び捨てしあうシーンが描かれた。

仲睦まじい2人のやり取りに、SNSでは「ついに『若』呼びじゃなく『万太郎』呼びに・・・!」「朝からどんなイチャコラを見せられてんのかな?(笑)」「2人の深い絆、すばらしいよ」といった声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。6月8日放送の第49回では、万太郎が大畑(奥田瑛二)の印刷所に通い始め、3週間が経つ。

文/つちだ四郎

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