地方創生アワードに県観光連盟 最優秀、岡山弁Tシャツが話題に

岡山県観光連盟が製作、販売した岡山弁Tシャツ。岡山の認知度アップに貢献したと評価された

 岡山弁をプリントしたオリジナルTシャツを製作、販売した岡山県観光連盟(岡山市)が、全国の広告会社でつくる日本地域広告会社協会(東京)の「第7回地方創生アワード」で最優秀賞に選ばれた。昨夏の大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン(DC)」と連動した企画で、岡山の認知度向上に貢献したと評価された。

 同協会が7日発表した。Tシャツは「こられー」「いぬらー」「でーれーな!」といった岡山弁にポップなイラストを組み合わせたデザイン。DCに合わせて昨年7月から販売したところ、ユニークさが人気を集め、SNS(交流サイト)などを通じて広がったという。

 同連盟は「多くの方に好評いただき、岡山の盛り上がりに成果が残せて良かった。今後も受賞を励みに新しい仕掛けを展開したい」としている。

 地方創生アワードは同協会の会員企業が自治体から受託した事業が対象で、岡山弁Tシャツは情報誌発行などのビザビ(岡山市)と共同で企画した。他に最優秀賞2件、優秀賞3件が選ばれた。

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