ウクライナ代表がレブロフ氏を監督に招へい、かつてはシェフチェンコ氏と代表でコンビ

[写真:Getty Images]

ウクライナサッカー協会(UAF)は7日、ウクライナ代表の新指揮官にセルゲイ・レブロフ氏(49)が就任することを発表した。

レブロフ氏は、現役時代はウクライナ代表として75試合に出場し15ゴールを記録。クラブレベルでも、シャフタール・ドネツクやディナモ・キエフといった国内の名門クラブから、トッテナム、フェネルバフチェ、ウェストハムなどでもプレーした。

生粋の点取屋として知られ、アンドリー・シェフチェンコ氏らとともにプレー。2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)にも出場していた。

引退後は指導者となり、古巣のディナモ・キエフのリザーブチームのコーチに就任。2014年4月にディナモ・キエフで監督業をスタート。その後は、アル・アハリ、フェレンツヴァーロシュ、アル・アインで指揮を執っていた。

アル・アインの監督を退任し、ウクライナ代表監督に就任したレブロフ氏は、UAFを通じてコメントしている。

「まず第一に、我々の独立を守り、サッカーについて話、ウクライナのリーグを開催できるようにしてくれた、ウクライナ国軍に感謝する」

「個人的に、そして皆さんもそうだと思うが、人種差別的な侵略に苦しんでいる軍隊と国民を支援し続けるつもりだ」

「私はウクライナに戻れたことに満足しており、国のために働くつもりだ。家族も戻ってくる。妻が私の決断を受け入れてくれてとても嬉しい」

今月はユーロ2024予選で北マケドニア代表、マルタ代表と対戦。初陣を飾れるだろうか。

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