コルトレイクのDF渡辺剛(26)の移籍が近づいているようだ。ベルギー『Voetbal24』が伝えた。
中央大学から2019年2月にFC東京へと入団した渡辺。すぐにチームの主軸としてセンターバックに定着。FC東京では103試合で7ゴールを記録した。
その渡辺は日本代表も経験するなど、将来が期待されていた中、2022年1月に海外挑戦。コルトレイクへ完全移籍を果たした。
シーズン途中の加入となり、なかなか出番も増えなかった渡辺。1年目はジュピラー・プロ・リーグで7試合の出場に終わったが、2年目の今シーズンはチームの主軸に。ジュピラー・プロ・リーグではフィールドプレーヤーとして唯一のフルタイム出場を果たし、34試合1ゴール。チームの守備を支えた。
その渡辺には多くのクラブが興味を示す中、同じベルギーのヘントが早くから関心を示し、補強のトップターゲットにしていた。
コルトレイクも残留を臨む中、6日には渡辺がヘントのメディカルチェックを受診したと報道。移籍が近づいているとされている。
渡辺の市場価値は100万ユーロ(約1億5000万円)程度だが、2025年夏までの契約を残しているということもあり、コルトレイクは400万ユーロ(約6億円)を要求しているとのこと。250万ユーロ(約3億7500万円)までオファーが引き上げられたが、どこで落ち着くことになるのか。移籍は秒読みかもしれない。