メッシがインテル・マイアミと契約へ! サウジからの巨額オファー拒否、バルサ行きの可能性は残る?

[写真:Getty Images]

去就が注目されているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)だが、古巣への帰還ではなく、アメリカ行きを選択したようだ。スペイン『マルカ』やフランス『レキップ』、イギリス『BBC』など各国メディアが一斉に報じた。

今シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎えたメッシ。クラブからは契約延長の打診があったものの、これには応じず、退団が決定した。

そのメッシには、2年前に苦渋の決断で手放した古巣のバルセロナが強い関心を寄せ、チャビ・エルナンデス監督やジョアン・ラポルタ会長も復帰を望んでいることを公に。メッシ自身もバルセロナ復帰を望み、代理人で父親でもあるホルヘ・メッシ氏は、ラポルタ会長と直接会談も行っていた。

一方で、バルセロナの慢性的な財政難は解決されておらず、サラリーキャップの問題で選手の売却やサラリーカットを余儀なくされている。

特に、妻のアントネラ・ロクソさんがバルセロナ復帰を望んでいたとされ、その交渉は進んでいたが、2年前の出来事もあり、今なおバルセロナへの不信感を拭いきれなかったようだ。

そんな中、スペインサッカーに精通するジャーナリストのギジェム・バラゲ氏がツイッターを更新。「メッシは決断した。彼の移籍先はインテル・マイアミだ」と投稿。大きな話題となっている。

ホルヘ氏も、5日の時点で「2、3日中に決断するだろう」とコメントしており、タイミングとしてもバルサ移籍を断念したということになりそうだ。

また、メッシにはサウジアラビアからも超巨額のオファーが舞い込んでいたが、家族と共に移住する気にはなれなかったという。

ただ、これでバルセロナ復帰が消え去ったわけではない。当初から噂されていた、インテル・マイアミ経由、レンタル移籍でのバルセロナ入りという方法は残されている状況、果たして、どういったプランが組まれるのか発表が待たれる。

© 株式会社シーソーゲーム