広末涼子を支え続けた“聖人夫”キャンドルジュンの13年献身…苗字を変え、過去のデート報道にも沈黙

夫と次男の小学校入試に笑顔で向かう広末

6月7日、女優の広末涼子(42)にW不倫疑惑が報じられた。

「文春オンライン」の報道によると、広末の不倫相手とされるのは既婚者でフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏(45)。

広末は5月に鳥羽氏が経営するレストランを訪れており、仲睦まじげに談笑する姿が目撃されている。さらに6月3日の夜には、都内の高級ホテルに二人が時間差で現れ、宿泊していたという。広末は、週刊文春の取材に対し、「(不倫は)絶対にありません!」と否定。鳥羽氏も、「仲の良い友達」と不倫関係にはないと主張。今回の報道があった同日夜、広末の所属事務所は公式サイトで報道を謝罪した上で、本人に対して「プライベートな事に関しては、本人に任せていますが、今回の報道を受けて本人に対して責任を持って行動するように厳重注意をしております」とコメントを発表した。

広末は’03年にモデル男性と結婚し、’04年に長男を出産するも’08年に離婚。その後’10年にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)と再婚し、’11年に次男、‘15年には長女が誕生している。3児の母でありながら、女優としての活動も精力的に続けており、今季のNHK連続テレビ小説『らんまん』では、主人公の母・ヒサを好演。現在公開中の映画『最後まで行く』にも出演している。

「多忙な広末さんを支え続けてきたのが、夫であるキャンドルさんです。その人柄は派手な見た目と正反対で、非常に優しく情が深い。キャンドルさんは、再婚時に苗字を広末さんのものにしたのですが、それは長男が苗字を変えなくていいように、との気遣いだったそうです。

広末さんは’16年7月の『FRaU』のインタビューで、キャンドルさんのことを“人生においての救世主”だったと語っています。実際、結婚してからもキャンドルさんは“家族ファースト”をいつも心がけていました。広末さんが家で家事をしている間、彼は休むことなく子供の遊び相手にもなってくれるそうです。仕事が忙しく、広末さんが学校行事に出られないときには、キャンドルさんが代わりに参加していました」(芸能関係者)

家族のことをとても大切にしていたキャンドル氏。メディアへの露出は少ないが、それにも理由が。’21年に公開されたYouTubeチャンネル「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」の動画で、「家族を守るためにメディア出演を一切やめた」ことを告白している。

キャンドル氏が守り、救ってきたのは家族だけではない。東日本大震災被災地の復興支援にも、積極的に携わってきた。3.11以降、月命日である11日には福島県内でキャンドルナイトなどの追悼イベントを開いている。

「キャンドルさんは震災直後の’11年3月14日、すぐに被災地に支援物資を運んでいったそうです。それでも、長男の卒園式の前日になると東京に戻り、卒園式に出席していました。

その後も毎週のように、支援物資をもって被災地を訪れていましたが、多忙ななかでも6月の父の日に行われた長男の授業参観にはちゃんと出席しています。家族以外の人々の幸せや生活を気にかけながらも、自分の父親としての役割も果たそうと一生懸命だったんです」(前出・芸能関係者)

そんな献身もむなしく‘14年には、広末と佐藤健とのデート報道が飛び出す。その際、キャンドル氏は本誌の直撃に対し、やっと絞り出したような弱々しい声で「困ります。取材は受けていないので……。受けていないので、すみません」と呟いていた。

しかし、家族の絆が壊れることはなかった。‘16年11月上旬、本誌は都内の有名私立小学校の入学試験へと向かう二人を目撃。次男の片方の手を広末が、もう片方の手をキャンドル氏がひくその姿は、幸せな家族そのものだったのだが……。

スキャンダルに動じることなくまるで聖人のように広末を支え、信じ続けてきたキャンドル氏。今回の報道に何を思うのだろうか――。

© 株式会社光文社